教員が個人持ちiPadで1年間仕事してみて〜ノートアプリ編〜

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こんにちは。よよパパです。

いよいよ新年度が始まって皆さん忙しい日々を過ごしているだろうと思います。

この記事では学校現場でのiPad活用法を紹介していこうと思います。

Twitterなどで色々な方が活用法を紹介されていますが、

1年間実際私が使ってみて感じたメリットやデメリットを

今回はノートアプリをメインに紹介していきます。



玉ねぎくん
玉ねぎくん

コロナ禍で学校現場にもiPadが導入されたところも多いよね

よよパパ
よよパパ

少しずつICT機器が導入された今だからこそ、

iPadを上手に仕事に活用していきたいね

1. 購入したiPadのモデル

購入したのはiPadの第7世代です。

いわゆる無印iPadというやつです。

2021年4月の時点でAppleの公式サイトに掲載されているものとしては

・無印iPad第8世代

・iPad Air

・iPad Pro

・iPad mini

ですね。

僕が購入した時点ではiPad Airはなくて、Proと無印の2択でした。

予算の関係もあって無印を購入。

無印はApple Pencilの2は対応しておらず1のみの対応となっています。

Apple Pencil1の充電時のダサさと

ジョブズがこれ見たら失神するぞ

Apple Pencil2のかっこよさに惹かれましたが…

流石にproを買う財力、勇気はなく、無印とApple Pencilを購入しました。

無印 iPadはiPad Airと違いペンシルを収納することができません。

色々なケースやアクセサリ、筆箱に収納など色々試しましたが、

使い勝手を考えるとケースの中にペンシルを収納できるものがよかったです。

コスパ的にも使い勝手的にもエレコムのケースがおすすめです。

もっと本体のデザインや軽量化を望む人はこの組み合わせが最強!

ペンシルと一体型が便利かなぁと思っていましたが、それだとケースが重くなる。

これならケースは軽く、ペンシルはくっつけて保管。

くっつけ方は両面テープ…スタイリッシュさは減りますね。

ペンシルを磁石でくっつけたい人はこちらに!この組み合わせが一番軽量&スタイリッシュだと思うけどちょっと値段が高いですね…

無印とAirで迷う人が多いと思いますが、

無印とAirを使って比較してまとめた記事も書きましたのでぜひ参考にしてみてください。

2. 使用したノートアプリ

買うまでに色々YouTube等で調査して、戦力になるアプリも調べておきました。

僕が仕事でiPadを使いたかった場面は

  1. 授業案作成
  2. TVに接続してスライドの提示
  3. 学級通信の作成
  4. 教科書PDF化による資料削減

とまあこんなとこです。

以上の場面で使うのにやはり必要になるのは

ノートアプリ

一番人気のGoodNotesを購入しました。

AppStoreで1000円程度で購入できます。

「アプリに1000円も課金するのはちょっと…」

と思う方もいるかもしれませんが、

たかが1000円で何万円分の力を発揮してくれることを約束します。

この記事では一番の戦力であるGood Noteを活用場面と併せて紹介していきます。

3. 活用方法

先ほど紹介したGoodNoteを使って僕は具体的に

・授業案の作成

・教科書の取り込み

・取り込んだ教科書への書き込み、提示

・学級通信の作成

を主にしました。

授業案の作成

僕は今まで授業案をノートに作ってました。

いつも年度末になるとそのノートの処分に困るんですよね。

iPadの良さの1つは何と言っても

デジタル化して資料をコンパクトにできるところ。

作った授業案も場所を圧迫することなく収納でき、簡単に探すことができます。

そして授業案をiPadで作る2つの大きなメリットがあります。

それは

1、いつでもどこでも作れる(しかも何をやっているかバレない)

2、iPadでPower Pointなどを展開しながらSplit Viewで見ることができる。

特に2に関しては授業中の視線の移動も少なく、

スムーズな授業進行に役立ちました。

教科書の取り込み

教科書をPDF化してGood Noteにぶち込みます。

これで教科書を持ち運ばずともいつでもどこでも教材研究ができます。

PDF化については裁断機でバッシャーーして取り込む方法もありますが、

学校のものなので僕は1枚ずつ写真を撮りました。

写真を撮るだけなのでそんなに時間もかからなかったです。

そしてこの教科書の取り込みが真価を発揮するのは


教科書への書き込み、TVに投影

です。

英語のReadingなんかでは色々な教え方があると思いますが、

教科書の本文を利用する時に例文を板書して、解説するのって手間ですよね。

またそういう解説した文って長〜いんですよ。

それをiPadをTVに接続して書き込めば…

こうやってラインマーカー引いたり、

赤や青を使って簡単に説明できます。

レーザーポインタのような機能もついていて説明もしやすいです。

他にも

このように

問題の解説、答えの提示なども、生徒の見ているものと同じものを使って示すことができるので、スロウラーナーの子にも視覚的に理解しやすくなります。

これの一番のメリットは

生徒と同じ材料を使って視覚的に説明できることはもちろんですが、

黒板を向く必要が一切なくなり、

生徒の様子を見る時間が大幅に増えることです。

昔僕は「黒板で板書するときは半身にならないと後ろで何起こってるかわからんで」

と指導されたものですが、そんな心配は一切必要なく、

生徒が今何をしているか、

どんな表情か、

理解できてるか、

集中できているか、

色々な情報がかなり入ってきやすくなりました。

この「TVに投影して書き込む」というやり方は

僕の10年間の教師生活の中でかなり革新的な方法であったと思います。


学級通信の作成

僕は今まで学級通信を手書きで書いていました。

理由としては

1. ワープロとは違う異質感で生徒の目にとまり、読んでもらいやすい

2. 絵を描いたりできる

3. 生徒にも書いてもらうことができる

と言う理由です。

もちろんパソコンで書くより時間はかかります。

失敗したら修正ペンを使ったり…

写真を入れるのも苦労します。

しかし

Good Noteはそれらのデメリットを全て解決してくれました。

まずメリットの

手書き感、絵を描ける、生徒も書ける

はそのままに、

失敗してもすぐ消せる。

コピペまでできちゃう。

写真なんてiPhoneで撮ったものをAirdropで一発

ネットで画像を取りたい時もドラッグ&ドロップで一発

そして何よりいつでもどこでも書ける。

控えめに言って最強です。

実際の学級通信がこちら

これが半分。B5サイズ。もう一枚加えてB4サイズで僕は学級通信を出します。

このiPadを使った学級通信の作成も僕の仕事効率、スピードを大きく変えてくれた方法でした。

iPadを使っての手書き学級通信の詳しい記事はこちらを読んでみてください。

4. iPadを教育現場で使用するメリットとデメリット

まだ全て紹介しきれているわけではありませんが、

以上のようにiPadを教育現場で使用するとかなりの

時短、教育の質の向上につながることを約束します。

メリットは

  1. 学校の異常なまでの紙資料を全てデータ化
  2. 教科書の投影、記入による授業のレベルアップ
  3. いつでも、どこでも、(本当なら職員室でしかできないようなデジタルな仕事も)できる

デメリットは

  1. 初期投資が高い
  2. 学校支給のiPadがある場合はダブってしまう。

です。

たった1年しかまだ使用していませんが、

逆にたった1年なのに僕の働き方を大きく変えてくれました。

初期投資は高いですが、

あなたの働き方も、生徒の学びも

iPadが大きく変えてくれることを保障します。

読んでいただきありがとうございました。

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